成長因子注入法は最新男性型脱毛症の治療法の一つ

男性型脱毛症(AGA)の治療方法は薬物療法が主流です。この薬物療法を選択する場合に真っ先に思い浮かべるのは、ミノキシジルが入った薬剤を頭皮に直接塗布する方法や、フィナステリドが含有されてる錠剤を服用する方法ですが、男性型脱毛症の治療方法はこの他にもあります。その中において、近年特に注目されており、多くの男性型脱毛症専門クリニックで受けることが出来る治療方法が、頭皮に成長因子(グロースファクター)と呼ばれるものを直接注入する方法です。
成長因子は細胞間伝達物質の一種で、ヒトなどの動物の体内で特定の細胞の増殖や分化を促すタンパク質の総称です。ヒトは体内の様々な器官がこの成長因子を分泌しており、放出された成長因子が標的となる細胞の表面にある受容体と結合すると、受け取った細胞では働きが活性化したり、分化が促されるなど、様々な変化が起こります。成長因子は、身体の組織の再生や成長をもたらすのに重要な物質であるといえます。
男性型脱毛症の成長因子注入療法では、薄毛や抜け毛の原因を成長因子の不足であるととらえ、患者本人の皮下脂肪組織にある幹細胞から成長因子にあたるタンパク質を抽出し、これと発毛に有効な成分を混合させた薬剤を注射器やレーザーを用いて直接頭皮から体内に投与する方法です。これにより、薄毛の進行を止めるとともに、太くて長い、質の良い毛髪の生成と成長が促されます。1回の治療では、2~4週間に1度のペースで施術を受けることを6~8ヶ月程度継続します。治療の効果が出るまでにかかる期間は患者ごとに異なりますが、早ければ2ヶ月程度で効果が現れ始め、6ヶ月ほどが経過した時期には多くの人が効果を実感できるようになります。

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